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〈特集〉地域の絆(きずな)で住みよいまちを〜町内会の取組〜(2)

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埼玉県志木市
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■13年ぶりに新しい町内会が誕生!
令和3年7月1日、市では13年ぶりとなる新しい町内会が誕生しました。
柏町にある3棟の大型マンションの住民で構成される「志木の杜町内会」で、約730世帯のうち4割の約280世帯が町内会に加入しました。今回、設立するまでの経緯や実際の活動状況について、設立に携わった皆さんに聞いてみました。

□きっかけは?
子どもたちの思い出作りと大規模災害時への備え
子どもたちの故郷になる志木で、地域活動や多世代交流を通じて、楽しい思い出をたくさん作ってあげたいという思いを持つメンバーが集まったことがはじまりです。
また、大規模災害時に備えて、自主防災組織の設立や行政と連携できる体制、そして、いざというときに助け合える関係を住民同士で築くためにも、町内会の必要性を感じました。

□設立までの期間は?
準備期間は1年半
若い夫婦の共働き世帯が加入しやすい町内会を目指して、住民同士で意見を交わし、近隣町内会からの協力も得ながら、オンライン説明会や設立有志メンバーで発行した「志木の杜通信」による情報発信を続けました。

□何か工夫していることは?
役員の人数は最小限、広報活動はSNSやHPを活用
町内会と聞くと、会費、行事や会議への参加などの負担が思い浮かびますが、このイメージを変えるため、役員の人数は最小限にし、各種ボランティアを募ることにしました。また、回覧板はなくし、SNSやホームページを活用した周知を行っています。

▽情報発信にLINEも活用
・イベントや防災、防犯情報などを随時発信しています。
・掲示板を見に行かなくても、各種情報を受けとれます。

■志木の杜町内会の町内会サロン活動
志木の杜町内会では、誰もが気軽に集い、友達づくりや情報交換ができる場の創出として、奇数週は未就園児親子を対象とした子育てサロン、偶数週はシニアを対象としたふれあいサロンを実施しています。

□未就園児親子対象「子育てサロン」
感染防止対策として、0〜1歳児対象と2〜3歳児対象の二部構成で実施しています。キッズスペースがある集会室で、子どもたちを遊ばせながら、友達づくりや情報交換ができる居心地のよいサロンを目指しています。「NPO法人志木子育てネットワークひろがる輪」にも協力を依頼し、今後も季節ごとの楽しいイベントを開催予定です。

□シニア対象「ふれあいサロン」
事前にアンケートを行ったところ、太極拳やヨガなどの運動のほかに、囲碁、ボードゲーム、コーラスなどの趣味を楽しむ場にしたいという回答がありました。「高齢者あんしん相談センター柏の杜」とも連携し今後は、「子ども会」のかるた練習に参加してもらうなど、多世代交流のきっかけ作りも目指しています。

■町内会連合会より
町内会連合会は、市内38町内会すべての会長と副会長によって組織され、その中から選出された8人の役員を中心に、各町内会から挙げられた課題などを、市や各種団体と連携・協力し、解決につなげています。町内会連合会の会長を務めているのは、柳瀬川町内会長としても活躍されている竹前榮二(たけまええいじ)さんです。竹前会長から、町内会の役割と現状について尋ねてみました。

□地域の安全・安心を支える存在
「町内会へ入るメリットは何ですか?」と転入された人などから聞かれることがあります。町内会は、地域住民同士の交流を育むことはもちろんですが、住んでいる地域の安全・安心を支えるという大切な役割も果たしています。例えば、皆さんが通学、通勤、買い物などで通っている道にある防犯灯ですが、各町内会が設置・管理をし、治安の維持に貢献しています。
令和2年の市の犯罪発生率は、県内40市で最少というすばらしい実績でしたが、この背景の一つには、町内会が日頃から取り組んでいる自主防犯パトロール隊や青色防犯パトロール隊による努力があります。
また、大規模災害が起きたときは、行政の支援がすぐに来られるとは限りませんから、地域の人同士で助け合わなくてはなりません。もし、地域のコミュニティもなく、防災訓練もしたことがなければ、いざというときに行動することは難しいはずです。
このように、わたしたちが安心して暮らせる環境を築くため、町内会は欠かせない存在なのです。

□加入世帯数は変わらずとも加入率は低下
現在、市の町内会加入率はゆるやかな低下傾向にあります。加入世帯数は、ほぼ横ばい状態ですが、平成23年度には62.7%あった加入率が、令和3年度には53.3%(令和3年7月時点)に低下しています。
住民の価値観の多様化や居住形態の変化により、町内会に無関心になり、必要性を感じていない人が増えているのが現状で、全国的に同じことがいえます。加入率の低下は、町内会活動の停滞を引き起こし、地域の活力低下、防犯や災害時の問題などに結びついてしまいます。

町内会加入率推移

□未加入の人は、ぜひ加入の検討を
地域の絆を深め、いつまでも安全・安心に生活できる環境を維持するために、町内会に未加入世帯の人は、加入の検討を進めてみてはいかがでしょうか?

■町内会の加入やご質問について
町内会への加入は、該当の町内会長・副会長もしくは班長へご連絡する必要があります。
その際必要となる町内会長の連絡先や町内会に関するご質問は、町内会連合会事務局の市民活動推進課へお問い合わせください。
詳しくは、市ホームページをご覧ください。

問合せ:市民活動推進課
【電話】内線2144

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