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郷土を知り、郷土を愛する「志木市 歴史さんぽ」~執筆・協力 志木のまち案内人の会~

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埼玉県志木市

■第5回 三つ子稲荷

本町3丁目のバス通りに面して店を構える角長商店さんの角から県道志木和光線を横切り朝霞方面に伸びる細い道があります。地元の人々から「江戸道」と呼び親しまれている古い道です。この道をバス通りから100m程行ったところにある赤い鳥居の小さな祠(ほこら)が「三子稲荷大明神(みつつごいなりだいみょうじん)」です。通称「三つ子稲荷」は、角長商店さんの先祖である長太郎さんが祀(まつ)ったものだといわれています。
長太郎さんは、よく板橋宿(東京都板橋区)まで仕入れに出かけていました。ある日の夕刻、仕入れを終え荷車に荷物を載せ白子宿(和光市)の外れの険しい坂の中程まで来たとき、道端に黒い物が蹲(うずくま)っていることに気が付きました。近づいてみると大きな弱り切った狐(きつね)でした。心優しい長太郎さんは、家に連れ帰り納屋で休ませました。
翌朝、納屋に行ってみると赤ん坊が三匹生まれていました。しかし、乳の出が悪かったのか子狐は次々に死んでしまい、母狐も後を追うように死んでしまいました。我が子を亡くしたように悲しんだ長太郎さん夫婦は、手厚く葬ってあげました。後日、狐の親子を葬った塚の上に御稲荷さんを祀ったのが「三つ子稲荷大明神」です。

所在地:本町3-3-28付近 バス停「昭和新道」から、徒歩3分ほど

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